車買取業界で働く現役中古車査定士の独り言

車買取業界で働いている現役中古車査定士のつぶやきブログです。車買取を依頼する時のポイントや裏技を発信していきます。

2020年コロナの影響で自動車業界や輸出事情はどうだったのか?

 

 

2020年コロナ袖で車業界はどうだったのか?勝手に考察

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2020年4~9月新車販売台数は前年比 77.4%の202万8540台の実績だったみたいです。


この低い水準はでは、東日本大震災の影響で激減した193万9953台に次ぐいで10年感で2番目に低い・・・。


なぜこんなにも低いのか?
それは4月に入って4月7日~5月25日までコロナの影響で非常事態宣言が発令されて、
営業活動の自粛、生産工場も休止などが重なったのでしょうがない結果だったと思います。

 

でも、今回のコロナ禍では、自動車は感染リスクを減少させる乗り物として、
見直されたことにより、世界的に需要が高まりました。
その影響で5月から車の販売台数は、徐々に回復して、
6月後半からは新型車効果も発揮され、
都心の新車ディーラーの中には、車の注文が前年比が150%以上で推移している会社も多くあったようです。

でも実は車の契約件数は増えたけど、
納車は工場が遅れていたために、購入したユーザーにとっては相当なストレスになったらしい。

 

そりゃあ注文した商品が2ヶ月も3ヶ月も先に納車されるって購入した意味ないよね・・。


逆に中古車市場はコロナで工場ストップ、納車遅れの影響で価値が高騰しました。
実は新車ディーラーに下取車が入庫し、中古車市場に流通するまで、
名義変更などの期間を含めるとなんと1ケ月は必要です。

 

だから2020年はコロナの影響で、新車ディーラーは落ち込み、
中古車ディーラーはウハウハな状況であったと考えられるよね。

 

中古車査定士をしている査定マンも中古車買取が相場高騰の影響で、
高い金額を提示することができました。

 

2020年に車を売った人は、
ラッキーなくらい高い金額で買い取ってもらっていると思います。

やっぱり車の売却はタイミングが重要です!

 

 

 

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中古車輸出はコロナの影響で2020年なにか変わったのか?勝手に考察

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コロナの影響で海外に輸出する車の数は激減しました。
コロナを持ち込まない。持ち込ませない。の精神で政府等が規制をかけたために。
車を海外に運ぶことができなくなって、輸出業者は大ダメージ!!

 

2021年の今でも完全に輸出は復活していないのが現状です・・。

 

細かい部分でいうと、1971年にパキスタンから独立して以来、今日まで約半世紀にも渡って、日本から中古車が輸出され続けてきたバングラデシュでは、
8月26日付けの地元紙デイ リースター紙に「政府は新車生産育成のため2025年までに中古車の輸入を廃止する」
との衝撃的なニュースが報道されたようです。

 

これはあくまでも決定ではなく、政府が反応を見るべく観測気球として打ち上げたとされていて、実際には「難しいのでは」との見方が大勢を占めています。

査定マンもそれは難しいと思います。

でも、過去にはカザフスタン(07年から)やペルー(13年から)、
記憶に新しいところではミャンマー(18年から)といった国々が、
同じように自国での新車生産育成のため、中古車輸入(右ハンドル車)の禁止に踏み切ったこともあるので、100%ありえない訳ではないと思います。

 

このような中古車輸入全面禁止の動きは、ビジネスにとっては最大のリスクだと思いますが、全面禁止以外にも関税や年式の引き上げや、ルール変更など、仕向 国の規制強化は中古車輸出にとって大きな痛手になるのは間違いありません。

 

スリランカでは、12年3月31日に突如、関税の引き上げ(120%⇒200%)を発表し、即日施行という暴挙とも言える 規制強化ありました。
この時は、まだ陸揚げされていない海上輸送途上の車両も対象になったことから、
シップバック(日本に 戻す)や急遽仕向国を変更する業者がいたようですが、、
変更できない業者はやむなく新しい税率で通関し、その結果、大赤字 となって倒産してしまった業者が大量に発生ました。

 

このように規制の強化は死活問題ともなりますが、
一方、抜け道というのもあって、そこにビジネスチャンスがあるのも中古車輸出の面白みかもしれないです。

 

カザフスタンですが、06年末で右ハンドル車の輸入を禁止したことで、
07年から910台(左ハンドル車)と一気に台数は減少していきます。

 

でも、隣国キルギスタンは、逆にこの年から日本の中 古車輸入が本格化して、
7年後の14年にはカザフスタンの過去最高値を超えています。

実はこのキルギスタンに輸入されてい た日本の中古車は、ほぼ100%カザフスタン国民が登録し、同国内で使用されていましたようです。
背景には、両国が合意し ていた「イエローナンバー制度」があります。
簡潔に言うと、カザフスタン人が越境してキルギスタンの企業に通勤している者に 対して、キルギスタン内で中古車(日本の)を購入し登録することができ(外国人登録)、
そのナンバーはイエローでこれを付 けていれば、
両国で使用することができると言うものです。

最終的には、カザフスタン側の要請により、14年を もってこの制度は廃止されていますが、このように抜け道は存在し、近年ではタイ経由のミャンマー入れなどもその一つと言えると思います。

スリランカの関税引き上げの時には、日本側の輸出事業者も大きな影響を受け倒産に追い込まれ た企業も複数ありました。

倒産した企業に共通していたことは、仕向国をスリランカ1国に絞っていたことによります。
なので輸出ビジネスをする取引国はなるべく複数取引しておくことが必要ですね!

 

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まとめ

f:id:satei_MAN:20210121224447j:plain2020年はコロナの大流行と、緊急事態宣言ではっきり明暗が別れた年でした。

実は査定マンが働いている会社は中古車を買い取る業界なので、
中古車相場がUPしたことで利益が例年よりも良かったみたい!
サラリーマンの査定マンの給料が上がるわけではないけどね・・。

 

逆に工場や下請け企業なんかは、
仕事をもらっている先が出社できなくなったり、リモート対応になったことで大ダメージを受けたようです。

車とは関係ないけど、
病院の看護師のボーナスが出なかったりと世間が大騒ぎになった2020年でした。

 

2021年も続くけど、ワクチンが早くできてコロナが収まることを祈っています。

 

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